行田中学校 定期テスト傾向と対策

⑴ 数学

大問は10題程度で問題数は標準的である。知識・語句、表現・処理、見方・考え方を問う問題に関して全体的に教科書レベルの基本的な問題構成となっており、応用・発展問題は見受けられない。(見方・考え方を問う問題は3題出題されることが多い。)
対策としては、教科書や学校ワークの類題が出題される傾向が多いため、教科書の練習問題や学校ワークでまんべんなく復習し、途中式を解答させる問題も一部あるため、正答だけではなく計算の仕組みを日頃から意識して解くことが必要である。
またケアレスミスを防ぐためにも教科書準拠教材を使って練習量を重ね、見直しをする習慣をしっかりつけることで9割以上は得点できると思われる。
1 積と商の表し方
2 ①文字式の項と係数 ②一次式の選択 ③方程式と解についての空欄補充
3 方程式と解
4 式の値
5 一次式の加減と乗除の計算
6 等式の性質
7 方程式の解き方
8 数量の表し方(等式と不等式を使った文章問題) ①代金 ②速さ ③割合 ④整数 ⑤平均
9 いろいろな計算
10 規則性の問題

⑵英語

大問は13題程度で、読解文、単語、文法、英作文など教科書と学校ワークを中心とした標準的な問題構成となっている。リスニングは3題程度出題され、読解文は教科書本文そのままの場合と、本文にかなり似た文が出題されている。
また教科書内容や英語の授業で習ったことに関する質問が3題程度出題(日本語で解答)されるのが特徴的である。
並び替えや英問英答などの文法問題を練習して理解しておくことが大切である。基本的な英作文も出題されるので、教科書の例文や本文を日本語から英訳できる練習もしておくことも必要である。
1 聞き取り問題(自己紹介の内容から日本語で解答)
2 聞き取り問題(会話を聞いて、会話の続きを選択)
3 聞き取り問題(会話を聞いて、内容正誤の選択)
4 読解問題(内容正誤)
5 読解問題(①和訳 ②itの指示内容 ③oneの指示内容)
6 読解問題(①空欄補充 ②英文の意味 ③内容理解)
7 知識問題(日本語で答える)
8 単語(曜日名)
9 選択問題(疑問文に対する答え方)
10 英作文(穴埋め形式―前置詞や代名詞の選択)
11 並べ替え問題と英作文
12 英作文(5語以上)
13 文法問題(指示に従って英文を作成)

⑶理科

大問は10題程度で、記述式の問題は少なく、語句・作図・計算・選択問題で構成されている。
語句を答えさせる問題では、漢字指定がある場合もあるので重要語句は正確に書けるようにしておくことが必要。
作図が数題出題されており、いずれも教科書準拠のワークレベルで練習をすれば十分対応できる。計算問題は基本問題が中心で、計算が苦手な生徒でも解ける問題である。
対策としては、教科書にでてくる重要語句の暗記や実験内容とその結果を理解し、またグラフや図などから読み取れる練習もしておくことが必要で、学校ワークや教科書準拠教材を繰り返し解くことにより8割以上は得点できると思われる。
1 植物のなかま
①植物のなかま分け ②ゼニゴケについて ③イヌワラビについて
2 光の性質
①入射角と屈折角の関係 ②ガラスを通してみた時の像のずれ ③ガラスを通る光の進み方  ④作図(光の直進)
3 凸レンズを通る光の進み方
①作図(実像ができる光の道すじ) ②作図(虚像ができる光の道すじ)
4 光が鏡に反射する道すじ
①作図(光を鏡にあてた時の光の道すじ) ②鏡の中に見える物体の位置
5 凸レンズと物体との距離
①光源 ②焦点距離を求める ③実像 ④像の位置の変化 ⑤像の大きさ  ⑥像の向き ⑦虚像
6 光の直進について
7 空気と水の境界での光の進み方
①入射角・屈折角・反射角の読み取り ②角度 ③全反射 ④光ファイバー
8 音による現象
①音の伝わり方 ②音の性質 ③音の振動数 ④Hzの読み方 ⑤音の伝わり方
9 音の振動数と振幅
①~④オシロスコープの読み取り(音の高低、音の大小、同じもの)  ⑤振動数を変える方法
10 音の速さ
①距離を求める ②光と音の関係 ③時間を求める(山びこ)

(4)社会

大問は4題、小問30問程度で、標準的な問題数である。語句を答えさせる問題の半数は教科書太字からの出題で一部漢字指定がある。
記述問題は2問程度出題されており、指定語句を使った問題となっている。また、図やグラフなど資料を読み取って答えさせる問題も多い。
対策としては、まずは教科書の重要語句をノートに整理して、図やグラフなどの資料をよく確認しておくことと、ノートやプリント、学校ワークを使った復習が必要である。
また、単に知識だけでは解答できない問題もあり、記述に備えて自分の意見や考えを文章で表現する力を身につけておく必要がある。
時事問題も出題されるので、日頃からニュースや新聞などを見る姿勢を持つとよい。
1 アジア
①アジア州の人口 ②国名 ③首都名 ④政策名 ⑤気候 ⑥農作物 ⑦組織名 ⑧国名
⑨宗教 ⑩鉱産資源 ⑪交易路 ⑫組織名 ⑬宗教 ⑭記述(経済特区について)
2 ヨーロッパ
①地形、気候、農業、組織 ②言語 ③EU加盟国 ④通貨 ⑤記述(EUの目的と課題)
3 北アメリカ
①農業、作物、記述(農業地域)、貿易、記述(農業)
②鉱産資源、工業地域、工業分野
4 時事問題(2題)

⑸国語

大問は6題程度で、漢字は読み書き各10問ずつ出題される。文法問題は小問で15題出題され問題数が多いのが特徴。聞き取り問題は出題されていない。
読解問題はすべて教科書内容からの出題となっている。
対策としては、教科書内容の把握とノートやプリントや学校ワークで繰り返し復習し、また学校ワーク以外に教科書準拠ワークを使って演習して、いろいろな問題パターンに慣れて解答方法を暗記しておくことが必要である。
古文に関しては丸暗記するぐらい本文を読み込むとよい。また漢字20問は確実に得点したいところ。
1 漢字の読み(10問)
2 漢字の書き(10問)
3 文法
①文節 ②述語 ③主語 ④修飾語・被修飾語 ⑤補助の関係 ⑥連文節
4 教科書読解問題(オツベルと象)
①内容理解 ②短文作成 ③表現技法 ④別の表現に書き換え ⑤記述(内容理解)
⑥せりふの書き抜き ⑦記号選択 ⑧作者と作品名
5 教科書読解問題(川柳)
①内容理解 ②選択 ③内容理解 ④記号 ⑤選択 ⑥選択(川柳について)
6 教科書読解問題(竹取物語)
①穴埋め(本文) ②名前 ③現代仮名遣い ④現代語訳 ⑤動作主 ⑥選択(物語について)
⑦現代仮名遣い(10問)